印刷品質の基礎知識と品質に重要な設定について|コピー機・複合機のリース・レンタルならコピホーダイ!

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印刷品質の基礎知識と品質に重要な設定について|コピー機・複合機のリース・レンタルならコピホーダイ!

最終更新日:2019/05/20

印刷品質の基礎知識と品質に重要な設定について

この記事のカテゴリ: その他

近年のビジネスシーンでは、印刷する資料や文書にグラフや写真を使用し、ビジュアル的に訴えることで理解が得やすくなるケースや、顧客向け資料における重要ポイントを「見た目の美しさ」として視覚的効果を高めることで取引成立の決め手となるケースがあります。
そこで今回は印刷品質についての基礎知識と、より美しい印刷を行うコツをご紹介します。

印刷品質は設定で自由自在!コピー機で美しい資料を作るコツとは?

印刷品質の基礎知識

コピー機の仕組みは、実は非常に単純です。しかしこの仕組みを知ることで、どうすれば印刷品質を上げられるかが理解できます。まずは、コピー機の印刷品質を決定する要素についてご説明します。

1.印刷品質を決定する要素「解像度」とは?

印刷品質は「解像度」で決まります。解像度とは1インチ(約2.54cm)の間に、いくつの「点」が並んでいるか、すなわち画像の密度を表す単位で、「dpi (dots per inch)」と表記します。
複合機やコピー機の仕様書には必ず「解像度」が記載されています。例えば「1200dpi × 2400dpi 」と書いてあれば、縦に1200個、横に2400個の点が並んでいるという意味になります。点の数が多い方がより細かい表現が可能になるため、dpiの高い印刷物ほど美しい仕上がりであるということになります。

2.解像度には2種類ある

「解像度」には「読み取り解像度」と、「書き込み解像度」の2種類があります。読み取り解像度は、スキャナーユニットで原稿を読み取るときに、どのくらいの間隔に分けて原稿を読み取るかの点の数、そして書き込み解像度は、読み取った点を印刷するときの点の数を指します。

3.印刷品質に関するもう一つの要素「階調」とは?

印刷品質を左右するもう一つの要素が「階調」です。色や明るさの表現力を段階数で表しています。階調が多いほど、色や明るさの変化をなめらかなグラデーションで表現できるため、自然に近く繊細な表現が可能となり、印刷品質は高くなります。
ほとんどの複合機で階調は自動設定されていますが、トナー交換や印刷を繰り返しているうちに、原稿を再現する能力が落ちてきます。その場合、階調を補正することで印刷品質が向上する場合があります。「最近コピーの色が少し変になった(色味が)」といったような時には階調補正(濃度補正)をしてみてください。

印刷品質に重要な設定

印刷品質に重要な設定

コピーは「コピー機が読み取った点を、適切なグラデーションをかけながら、トナーを紙に焼きつけて再現したもの」です。どの設定も最高にすればきれいになります。しかし、文字だけの文書で解像度を上げても印刷に時間がかかるだけであまり意味がありませんし、写真などの場合は書き込み品質を上げても読み取り品質が低いままだときれいな印刷はできません。つまり、印刷する原稿や用途に合わせて適切に設定をすることが大切になります。

1.適切な設定で印刷品質を上げる

「細かい設定が必要なら、操作が難しそう!自信がない…」と、不安になるかもしれませんが、あまり心配をする必要はありません。なぜなら、複合機にはスキャナーで読み取る際に「それがどんな原稿か(グラフor写真orテキスト)」を識別し、自動的に最適なモードで印刷する機能や、「プレゼンテーション」「展示物」など、その資料を使うシーンをセレクトするだけで最適な設定になる機能があるからです。
元の原稿に差し込まれたグラフの線が細い場合など、微調整が必要な資料もありますが、「明るさ」「くっきり」などのインジケータを感覚的に調整するだけで、より鮮明な印刷が可能となります。
また、デザイン業者など、よりきれいな写真や資料のプリントが必要な場合には、マニュアル設定を行い、解像度や色調を個別に設定することも可能です。

2.きれいに印刷するには紙もポイント?

コピー機、複合機で使う用紙は見た目にはほとんど変わりません。
社内文書ではコストカットのために再生紙を使うこともあるかと思いますが、印刷品質を上げるためには用紙選びも重要なポイントになります。印刷品質の判断基準になるのが、「厚み」と「白さ」です。
用紙の厚みは「坪量」で判断できます。坪量は、紙1㎡あたりの重さを(g/㎡)という単位で表します。一般的なコピー用紙として安心して使用できるのが64g/㎡、両面コピーでもウラ写りしない美しい資料を作る場合は、「厚口」と呼ばれる90g/㎡程度のものを選ぶようにしましょう。
次に、白さは「白色度」で表されます。一般的に、再生紙の白色度は70%程度です。通常の社内用の印刷物では 白色度80%程度であれば、くすんで見えない程度の印刷品質は得られます。
社外用の印刷物の場合、この白色度が95%以上の用紙を選ぶと、よりクリアで鮮やかな印刷が可能になります。
また、両面コピー用の厚口用紙で印刷するときは、複合機の用紙設定で「厚口」に設定することでトナー量や、紙送りローラーの厚みが調整されます。
シーンによって用紙を使い分けることと、その用紙の厚みに合った設定をすることで、コストをかけずに印刷品質の向上をはかることができます。

3.複合機メーカーの技術が支える印刷品質

3.複合機メーカーの技術が支える印刷品質

コピーは点で読み取り、点で表す技術がもとになっています。複合機メーカー各社は、この点と点の間のデータを補完して印刷品質を向上する技術開発をしています。
スキャナーユニット内のセンサーの数を増やすことで、原稿のデータをより詳細に読み取ることができる機種もあります。また、点と点の間を滑らかにつないでより美しい線を表現する技術や、トナーの改良によって原稿の色を忠実に再現する印刷ができるようになってきました。
解像度だけではなくこれらの技術によっても印刷品質は飛躍的に向上しているのです。

おわりに

複合機の改良は年々進んでおり、細かい設定を行わなくても、通常使用の範囲では全く問題のない印刷ができます。かつて印刷業者に発注していたような美しい資料を作成できるほどです。
冒頭でも説明した通り、お客様に提示する文書ではその美しさが取引を左右することもあり得ますが、これは社内で行うプリント全てに必要な品質ではありません。
費用対効果を考えつつ、同じ原稿をTPOに合わせてコピー機・複合機の設定を適切に切り替えて使うことが大切です。

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