Q8. リースとレンタルの違いは何ですか?

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Q8. リースとレンタルの違いは何ですか?

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Q8. リースとレンタルの違いは何ですか?

A8.
多くのリース会社がコピー機・複合機のリース契約とは別にレンタル契約を提供しています。どちらも製品が貸与されるという点では同じですが、契約期間、スペック、費用などが異なります。
こちらのページでは、レンタル契約とリース契約の詳しい違いや、どちらを選ぶべきかの基準についてご説明します。

コピー機・複合機のレンタルとリースの違い

コピー機・複合機を購入する以外で導入する方法としては、レンタルかリースが代表的です。どちらにもメリットとデメリットがあるため、慎重に選択する必要があります。以下ではレンタルとリースの違いについてご説明します。

リース契約

リース契約とは、リース会社が顧客に代わって販売会社から「物件」を購入し、顧客に貸与する契約形式です。リース会社が物件の初期費用を負担する代わりに、顧客は月々のリース料金を支払います。医療機器、社用車、パソコンなど、初期コストが多くかかることで導入が難しい機器などを、手軽に利用する手段として普及している方法です。

オフィスに設置するOA機器も、リースでの調達が一般的です。コピー機・複合機もリース契約の物件として提供されています。

リース契約では、初期費用をリース会社が負担する代わりに、年単位の長期間契約が設定されます。コピー機・複合機の場合、一般的な最短契約期間は5年~7年です。物件の所有権はリース会社にあるため、契約の満了後はリース会社にコピー機・複合機を返却します。リース期間満了後にリース製品の買取ができる例もありますが、対応しているリース会社は多くありません。

また、リース期間満了後は「再リース料金」を支払うことで契約を延長することも可能です。再リース契約では通常1年単位の契約期間が設定されます。

リース料金には、リース会社が負担したコピー機・複合機の購入代金のほか、金利、固定資産税、動産保険料、リース会社の手数料などが含まれています。また、メンテナンスのための保守契約を結ぶ場合は、その支払いが別途必要になるケースがほとんどです。そのため、リース期間中に支払う料金の総額は、同じ製品を購入した場合の費用と比較すると高額になります。その一方で、購入したときとは違い、メンテナンスを受けることができる点やリース料金を経費計上できる点、原価償却の手続きや固定資産税の支払いを行う必要がない点がメリットとして挙げられます。

また、通常、リースで提供されるのは新品のコピー機・複合機ですので、リリースされたばかりの最新製品を導入することもできます。契約満了の度に新しい製品に入れ替えることも可能です。

レンタル契約

レンタル契約はコピー機・複合機を導入する方法のひとつです。リースとは異なり、短期の契約期間が設定されます。3カ月~3年の契約期間が一般的です。

提供される製品は、リース会社・レンタル会社が所有している中古品です。そのため、リースのように顧客が好きな製品を選ぶことはできません。また、中古品であることから、最新モデルと比較してスペック面で劣っていることがあります。

契約期間中に支払うレンタル料金は、リースの支払料金と比較して高額になります。リース契約とは違い、通常は搬入・搬出の費用も別途発生しますが、保守のための料金はレンタル料金に含まれているケースが大半です。

製品の所有権はリース会社・レンタル会社にあるため、リースと同じく顧客が原価償却の手続きや固定資産税の支払いを行う必要はありません。また、リースとは異なり、契約によっては契約期間中でも任意のタイミングで途中解約ができます。契約前に審査が行われないことも、リースと違う点です。

リースとレンタルのどちらを選ぶ?

リースとレンタルを選ぶ基準は、「想定される利用期間」です。

レンタルはリースに比べ、ひと月あたりの支払いが高額になるため、長期契約には向きません。対して、リースは長期契約が前提であり途中解約ができないため、慎重に契約を検討する必要があります。

リース会社が設定している料金にもよりますが、一般的は3年未満ならレンタル、3年以上であればリースが適していると考えられています。利用期間をもとにシミュレーションを行ったうえで検討しましょう。

リースのコピー機・複合機が壊れた時の対応はありますか?

コピー機・複合機は日常的、かつ連続して稼働するため、故障が起きることがあります。故障時の対応をリース会社に依頼するために結ぶのが、保守契約です。

保守契約を結び、料金を支払っていれば、故障時の対応をリース会社に依頼できます。コピー機・複合機に適用される代表的な保守契約のひとつがカウンター保守契約です。カウンター保守契約を結ぶと、印刷の枚数に応じてカウンター料が発生しますが、トナー料金や修理費などの保守費用が発生しません。ただし、保守契約が適応される故障の範囲や対応の内容はリース会社によってさまざまです。お客様起因の故障や大規模な修理が必要になる故障は、別途修理費が発生することもあります。

また、リース契約と同様に、保守契約も原則として満了まで解約はできません。予想外の出費を避けるためには、事前に保守契約の内容をよく確認しておくことが大切です。

リースできるコピー機は中古品ですか?購入した場合とどちらがお得ですか?

リースで提供されているのは基本的に新品のコピー機・複合機です。各メーカーは、頻繁に最新機能が搭載された新機種をリリースしています。契約時点での最新機種を初期コストなしで導入できる点は、リースの大きなメリットといえます。

コピー機・複合機を購入する場合は、初期コストの問題から中古品を選ぶケースが多いようです。一般的なリース契約期間の支払総額と比較すると、中古品の購入費用は安価です。この点では、中古品を購入したほうがお得といえるでしょう。

一方で、耐用年数や機能面の問題もあるため、安ければ良いわけではありません。購入した場合は保守契約がないため、故障の際に大きな費用負担が発生することもあります。また、用途に見合わないスペックの製品を購入すると、長年使っていく中で印刷速度などのストレスを感じるケースも考えられます。

また、コピー機・複合機は一般的に最新機種の方が電気代、性能、印刷コスト(環境性能)などが向上していることがほとんどですので、リースの時期のたびに新しい機種に切り替えながら月額を支払ってコピー機・複合機を利用する方が、中古品を購入するよりも、結果的にお安く済ませられる場合があります。

コピー機をリース契約する流れと解約の流れを教えてください。

コピー機・複合機をリースで導入する流れと解約についてご説明します。

リース契約の流れ

リース契約はお客様とリース会社、そして販売会社が関わる契約です。契約の大まかな流れをステップに沿ってご紹介しましょう。

1.製品の選定
まずは、導入する製品を決めるため、お客様と販売会社の間で打ち合わせが行われます。納期や支払期限などの設定もこの際に行われます。

2.見積書提示・申し込み
リース会社からリース契約の見積書が提示されます。お客様が見積書の内容に合意した場合、申し込み手続きに移行します。

3.審査
正式な契約締結の前にリース会社による審査が必要です。リース会社はお客様から提出いただく決算書や財務諸表などを材料に、お客様の経営状況を判断します。

4.契約締結
審査通過後、正式にリース契約を締結します。契約の成立後に初めて、リース会社は選定された製品を代理購入します。

5.発注・納品
リース会社が販売会社に発注を行い、納期に基づいてお客様へと製品が納品されます。

リース契約の解約について

原則として、契約期間中の途中解約はできません。やむを得ず解約する場合は、契約満了までリースを継続した場合の支払料金総額に相当する解約金の支払いが求められることがあります。
リースとレンタルはどちらもコピー機・複合機を手軽に導入できる方法ですが、それぞれ一長一短があります。中古品の購入も含め、自社のキャッシュフローや想定される利用期間に応じて選択しましょう。

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