最終更新日:2023/10/31
コピー機の9大メーカーを徹底比較
コピー機・複合機を選ぶ際に、まず着目するのがメーカーではないでしょうか。こちらでは、国内で流通しているコピー機・複合機の9大メーカーを取り上げ、それぞれの特徴についてご案内します。
コピー機・複合機の9大メーカー
日本国内、また世界のコピー機・複合機業界で大きなシェアを占めている9大メーカーをご紹介します。
シャープ(SHARP)
シャープは、大阪に本社を置き、日本を代表する電気機器メーカーとして世界的に評価されています。その電気機器メーカーとしてのノウハウを活かしてコピー機事業を手掛け、大手コンビニチェーンにもシャープ製複合機が採用されているほど、その信頼度は高いです。
特筆すべきポイントは、価格の安さと操作性、耐久性の良さです。他メーカーと同じスペックの製品をより安価にリリースしています。保守費用も安い傾向があるため、長期的な運用で見たときに、低コストに抑えられます。また、大型タッチパネルでスマートフォンのように誰でも簡単にコピーやスキャンができるのもポイントです。また、コンビニでのコピー機の導入シェアが6割を占めるほど信頼と実績に優れ、その耐久性にも定評があります。以上のことから、バランスの良さを兼ね備えているシャープは初めてコピー機・複合機を導入するオフィスに適しています。
シャープの複合機はこちら ▶SHARP
富士フイルム(旧富士ゼロックス)
富士フイルム(旧富士ゼロックス)は米国ゼロックス社と日本の富士フイルムの合併により誕生したメーカーです。
コピー機・複合機メーカーとしては、画質の良さに評価の声が多くあげられます。原稿の再現性や発色が困難だといわれているブルー系の印刷に定評があるメーカーです。「カラー印刷にこだわりがある場合は富士フイルム(旧富士ゼロックス)」といわれるほど各種メディアでは評価されており、特にクリエイティブな現場での導入例が目立ちます。
また、製品の耐久性が高い点も特徴です。メーカーのサポートも手厚いため、次の複合機の入れ替えまで安定した稼働が期待できます。省エネ性能やセキュリティに関しても優秀です。
富士フイルム(※)の複合機はこちら ▶Fujifilm
※旧富士ゼロックス
キヤノン(CANON)
キヤノンは日本最大級の電気機器メーカーであり、コピー機・複合機をはじめとしたOA機器の開発も行っています
特徴は、オフィスでの使いやすさを意識したデザイン・設計です。シンプルな操作性などが、業種を問わず多様なオフィスにマッチするため高く評価されています。
コピーやプリント、スキャン、FAXといった複合機としての基本性能は申し分ありません。その他、特別な機能が求められる環境向けに、多くのオプションを提供しています。
キヤノンの複合機はこちら ▶CANON
リコー(RICOH)
リコーはOA機器のほか、デジタルカメラやその他の光学機器を手掛けているメーカーです。2016年には国内のコピー機・複合機メーカーとしてシェアNo.1に輝いており、その後も高いシェアを維持しています。
特に評価が高いのが、メンテナンス性の高さやトラブルからの復帰のしやすさです。紙詰まりなどのトラブル発生時は、復帰のためのガイダンス機能が利用できます。そのため、メーカーやリース会社のサポートを利用しなくてもある程度のトラブルは解決可能です。トナー交換も簡単にできます。
機能面が充実している一方で、コストはそれほど高くありません。試し刷り機能、2色印刷機能など、紙の消費を軽減する機能も搭載されています。
リコーの複合機はこちら ▶RICOH
コニカミノルタ(KONIKA MINOLTA)
コニカミノルタは、カメラのコニカと複写機のミノルタの合併によって生まれたメーカーです。半身はカメラメーカーであることからもわかるように、画質の高さが評価されています。
給紙系機能の作りこみにより、紙詰まりのトラブルが少ないことが特徴です。多彩な印刷設定に対応しており、複写機としての性能も申し分ありません。
もうひとつ評価されているのが、本体のデザインです。過去にはグッドデザイン賞を受賞していることもあり、スタイリッシュなオフィスにもマッチするでしょう。応接室や受付など、人目に触れる場所に設置するコピー機・複合機としても適しています。
コニカ・ミノルタの複合機はこちら ▶KONICA MINOLTA
京セラ(KYOCERA)
京セラは一般的には携帯電話、スマートフォンの開発企業として知られています。その他、電子機器、太陽電池、セラミック、宝飾など手広い事業を行っている企業です。
京セラのコピー機・複合機はカウンター料金の安さが特徴です。そのため、低いランニングコストで運用できます。印刷枚数が多い現場では恩恵が大きいでしょう。
また、ドラムを自社開発している点も特徴です。耐摩耗性・耐久性に優れた「PSLP」という素材を使用しており、故障しにくさが高く評価されています。
紙詰まりからの復帰やトナー交換などは、パネルに表示されるガイダンスに従えば、簡単に行えます。
京セラの複合機はこちら ▶KYOCERA
ムラテック(MURATECH)
ムラテックは工作機械、情報機器、半導体などの開発を行う村田機械株式会社が設けている電子機器メーカーです。知名度や国内シェアは高くありませんが、確かな技術力を持っています。
製品に関しては、直感的な操作を評価する声が多いようです。マニュアルを見なくても、すぐに操作に慣れることができます。また、メンテナンス対応も評判が良いため、頻繁にコピー機・複合機を使用する環境にも適しています。
ムラテックの複合機はこちら ▶MURATECH
エプソン(EPSON)
エプソンは、1968年に世界初のミニプリンターを発売した、業界内でも長い歴史を持つ電子機器メーカーです。家庭用・ビジネス用の複写機を多数開発しています。
ユニバーサルデザインに配慮し、さまざまなユーザーにとって使いやすい設計になっています。
エプソンの複合機はこちら ▶EPSON
東芝テック(TOSHIBA)
東芝テックは、東芝グループの電気通信機器メーカーです。国内でのシェアはそれほど高くありませんが、世界シェアは20%に達しており、コピー機・複合機メーカーとして世界的に評価されています。
特にセキュリティー機能に重きを置いているメーカーです。ハードディスクから不正にデータを読み取ろうとすると無効化される機能などが搭載されている機種もあります。
東芝テックの複合機はこちら ▶TOSHIBA
コピー機・複合機の比較ポイント
各メーカーのコピー機・複合機を比較するうえで、どのようなポイントに着目すべきなのでしょうか。以下では、コピー機・複合機の代表的な比較ポイントをご紹介します。
印刷速度
印刷速度は、コピー機・複合機の代表的な性能です。通常は、1分あたりにモノクロで出力可能なA4サイズ紙の枚数が印刷速度として記載されています。高速な印刷ができるモデルは、会議資料の作成などで大量の印刷を行う現場に適しています。一方で、印刷速度が速いモデルほど本体価格が高くなるため、現場に応じて最適な印刷速度のモデルを選ぶことが重要です。
画質
現場によっては、画質も重要な判断基準のひとつです。モノクロの資料印刷が大半であれば特に問題ありませんが、カラー印刷を頻繁に行う場合や、顧客に資料を提供する場合は、高画質なカラー印刷ができるモデルを導入しましょう。画質に関する評価は、業界内でも富士フイルム(旧富士ゼロックス)の一強といえます。
機能
コピー、印刷、スキャン、FAXが一般的な複合機の主な機能ですが、現場によっては他の機能があると便利になります。スキャン文書のデータをインターネット上のストレージに保存するクラウド連携機能、資料作成が大幅に効率化されるフィニッシャー・ソート機能、スムーズな利用をサポートする人感センサー機能などがトレンドになっています。また、ケーブルレスで利用できる無線LAN接続については、今後導入される新しい製品であればほぼ標準対応しています。
コピー機・複合機のメーカーシェアは?
日本では、コピー機・複合機のメーカーシェアはどのような分布になっているのでしょうか。
2020年のデータでは、トップから富士フイルム(旧富士ゼロックス)、リコー、キヤノンという順位のシェア率になっています。この3社が国内シェアの70%以上を占めている状況です。これらのメーカーはコピー機・複合機の機器の性能だけではなく、メーカー拠点が多くサポートが優秀な点でも評価されています。
シェア1位の富士フイルム(旧富士ゼロックス)は、やはり画質の点が評価されているようです。特に、デザイン系の会社を中心に支持を獲得しています。日本では、特に以前、コピーすることを「ゼロックスする」と呼んでいた時代もあり、複写機のメーカーとして根強い信頼感を抱いているユーザーが多いようです。
なお、上述のシェア率70%はレーザータイプのコピー機・複合機のシェア率であり、インクジェットタイプのコピー機・複合機では、エプソンとキヤノンがシェアを二分しています。
今後注目のコピー機・複合機メーカー
近年、着々と導入件数を伸ばしている注目のコピー機・複合機のメーカーが、富士フイルムビジネスイノベーションとシャープです。
富士フイルムビジネスイノベーションの機種は、プロ仕様の高画質での印刷はもちろんのこと、徹底したセキュリティー対策が特徴的です。ネットワークや複合機本体、スキャン文書からの情報漏洩を防止したり、利用者制限などの機能を備えており、セキュリティー認証や第三者評価を取得しているので、安心して使用できます。
また、シャープの機種の特徴は高いコストパフォーマンスです。富士フイルムビジネスイノベーションや、他メーカーよりも本体価格が比較的安価なので、コスパを重視してコピー機を探している方にお勧めです。また、操作方法も簡単で初心者にもわかりやすくなっており、だれでも使いこなしやすいというのも人気の理由です。
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複合機の導入が初めての方は、今回ご紹介した各メーカーの国内のシェア率を参考に、ひとまず人気のメーカーから選んでも失敗することはないでしょう。こだわりがある方は、各メーカーの特徴を調べて選んで頂いても問題ありません。
それでもコピー機・複合機選びに迷ってしまう場合は、コピホーダイまでご相談頂ければ、機種選定からご案内させて頂きます。お客様のご利用状況やこれからの事業の変動に合わせたご提案には自信があります。また、既設のコピー機・複合機からの入れ替えを検討している場合も、下のボタンからお気軽にお問合せください
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