Q11. コピー機・複合機のリースにかかる料金と相場はいくらですか?

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Q11. コピー機・複合機のリースにかかる料金と相場はいくらですか?

Q&A

Q11. コピー機・複合機のリースにかかる料金と相場はいくらですか?

A11.
コピー機・複合機のリース料金は、製品の機能やスペックによって異なります。

こちらのページでは、リース料金に影響する要素と相場、購入とリースの費用面の違いについてご説明します。

コピー機・複合機リースの料金相場について

コピー機・複合機リースの料金相場

一口にコピー機・複合機リースの料金相場と言っても、幅広い価格帯で提供されています。

全体的な相場から考えると、月々6,000円程度が低価格と呼べる価格帯です。ただし、この価格帯で提供されている製品は印刷速度が遅く、機能面も必要最小限のものが中心です。印刷頻度が多いオフィスや、高精細な画質が求められる場合には適していない可能性があります。

一方で、月々20,000円以上のリース料金で提供されているモデルもあります。この価格帯のモデルは、印刷速度や画質にも優れているため、印刷頻度の高いオフィスや高画質での印刷が必要な業種でもご利用いただけます。ただし、必要な機能を十分に見定めずに導入した場合、機能が無駄になってしまうケースがあります。

ビジネスでの利用が最も多いのは、月々12,000円~15,000円のモデルです。スペックとコストのバランスが良く、専門的な印刷を行わない一般的なオフィスであればこちらのモデルで十分対応できます。

料金に影響するポイント

コピー機・複合機のリース料金は、製品の機能やスペックに大きく依存します。利用状況にあった、最適な製品を導入するため、必要な機能やスペックを確認しましょう。リース料金に影響する代表的なポイントは以下のようなものです。

  1. ・印刷速度
  2. ・印刷画質
  3. ・搭載機能

<印刷速度>

コピー機・複合機は、製品によって印刷速度が異なります。頻繁に大量の印刷を行うオフィスの場合は、印刷速度によって作業効率が大きく変わってくるため、特に注意すべき要素です。

印刷速度を評価する基準は主に3つあります。

1つ目は、コピー機・複合機が立ち上がり、操作可能になるまでの時間です。この時間は、「ウェイトタイム」と呼ばれています。一定時間使用せずにいるとコピー機・複合機はスリープモードに入るため、復旧するためのウェイトタイムがその都度発生します。

2つ目は、ボタンを押してから実際にコピーが始まるまでの時間です。一般的にこの時間は「ファーストコピータイム」などと呼ばれています。

3つ目は、連続して印刷する場合のスピードです。各メーカーは、「モノクロ 30枚/分」「カラー 20枚/分」など、1分あたりに印刷可能な枚数で性能を表現しています。複数枚続けて印刷することが多い場合は、連続印刷のスピードが遅いと作業が停滞してしまうため、印刷速度の中でも特に重要な要素です。

印刷速度はリース料金に影響を与える最たる要素です。一般的には、印刷速度ごとに以下のようなリース料金が相場のようです。

<印刷速度ごとの複合機・コピー機リース料金の相場>
印刷速度
(1分あたり)
15枚 20枚 30枚 40枚 50枚
リース料金
(1ヶ月あたり)
6,000円/月~ 11,000円/月~ 17,000円/月~ 20,000円/月~ 22,000円/月~

<印刷画質>

通常はハイスペックなモデルほど、印刷画質が良くなります。

画質にかかわる要素は、「解像度」と「カラー数(インク/トナー)」の2点です。

「解像度」は印刷のきめ細かさを指します。1インチ(約2.54cm)に集合している点の数を示す「dpi(dots per inch)」で数値化します。

また、「カラー数(インク/トナー)」は多いほど発色が鮮やかになります。通常、複合機は4色のトナー、インクジェットプリンターは4~6色のインクを搭載できる製品がスタンダードです。

デザインの現場や印刷物そのものを納品する現場など鮮明な印刷が求められるオフィスでは、解像度が高いモデルが選ばれています。一方で、100dpi程度の画像であれば人間が十分に視認できると考えられています。資料印刷のみなど画質が要求されない場合は、それほど製品の印刷画質を意識する必要はありません。

<搭載機能>

家庭で利用されるような小型プリンターの場合、スキャナーやプリンター、FAXといった機能は搭載されていません。それらの機能が搭載されたものを複合機と呼びます。プリンターよりも複合機のほうが高額ですが、リース会社が提供している製品のほとんどは複合機です。

また、複合機の中でもハイスペックな製品ほどリース料金は高額になりますが、機能の拡張性に優れています。Wi-Fi受信やステープル機能などオフィスユースで便利な機能を搭載している製品もあります。

リース料金のほかにかかる費用はありますか?

コピー機・複合機をリースで導入する場合、リース料金のほかにも発生する費用があるため注意が必要です。保守のための「カウンター保守契約」で発生する「カウンター料金」についてご説明します。

コピー枚数に応じて発生するカウンター料金

通常、コピー機・複合機のリース契約では製品の保守のための「カウンター保守契約」を結びます。この保守契約を結ぶと発生するのが、「カウンター料金」です。リース料金は印刷の頻度にかかわらず定額ですが、カウンター料金は印刷1枚ごとに課金されます。また、カラー印刷とモノクロ印刷では料金が異なる点もカウンター料金の特徴です。通常カウンター料金にはトナー交換費用やメンテナンス費用が含まれているため、トナー交換、メンテナンスを依頼する際に別途料金を支払う必要はありません。

カウンター料金の相場

カウンター料金はリース料金によって異なります。

<カウンター料金の目安>
リース料金
(1ヶ月あたり)
6,000円/月~ 11,000円/月~ 17,000円/月~ 20,000円/月~ 22,000円/月~
カウンター料金
(カラー)
約20円 約18円 約16円 約14円 約12円
カウンター料金
(モノクロ)
約3円 約2円 約1.5円 約1.3円 約1.2円

上の表のとおり、通常はリース料金が高くなるほどカウンター料金が安くなります。

ランニングコストを抑えるためには月間印刷枚数の把握が大切

リース料金が低いリース契約でコピー機・複合機を導入しても、印刷頻度が多い場合はカウンター料金で費用の総計が割高になってしまうケースがあります。印刷頻度によっては、たとえリース料金が高くてもカウンター料金が安い契約のほうが最終的にお得になるかもしれません。可能な限り費用を抑えるためには、想定される月間印刷枚数を把握したうえでシミュレーションすることが必要です。

コピー機と複合機の料金に違いはありますか?

リース会社ではコピー機・複合機のリース契約が提供されています。コピー機と複合機のリース料金の間に違いはあるのでしょうか?

コピー機と複合機の違い

まずは、コピー機と複合機の違いについてお話ししましょう。厳密な定義では、原稿から複製するコピー機能のみが搭載された製品をコピー機、コピー機能のほかFAXやスキャナー、プリンターの機能が搭載された製品を複合機と呼びます。ただし一般的には、複合機をコピー機と呼ぶこともあるため、両者の境界線はあいまいです。多くのリース業者も「コピー機」「複合機」というワードを特に区別せずに用いている場合がありますが、現在はコピー機能のみを搭載した純粋なコピー機は市場でも希少であり、リース会社が提供している製品のほとんどは複合機です。

料金面での違い

上述したとおり、搭載機能の充実度によってリース料金が変わります。したがって、純粋なコピー機のリース料金は安く、複合機のリース料金は高く設定されています。ただし、現状ではリースを行う会社が取り扱っている製品のほとんどは複合機であり、純粋なコピー機を提供しているリース会社は少なくなっています。

購入とリースではどちらがお得ですか?

多くの会社が購入とリースのどちらがお得か検討しています。コピー機・複合機をリースで導入する場合と購入で導入する場合を比較してみましょう。

購入の場合は中古が一般的

新品のコピー機・複合機を購入する場合は、数十万円から数百万円の購入費用が一度に発生します。また、従来は中古で提供されている製品はあまりなかったため、コピー機・複合機を購入して設置する例は少なかったようです。現在は中古の旧式製品を取り扱う販売業者が増えており、最新機種にこだわらない場合は安価で購入できるようになっています。ただし、企業利用ではやはりリースが一般的です。

リース・購入の主な違い

リースと購入の主な違いを表でまとめました。

<リースと購入の違いについて>
リース 購入
所有権 リース会社 購入者
利用期間 5~7年 無期限
初期費用 なし あり
経費処理 不可
経費処理 不要 必要

リース料金を経費計上できる点や減価償却手続きが不要な点など、リースには税処理面でのメリットが目立ちます。対して購入の場合は会社の資産になるため、利用期間の制限がありません。不要になった際は、売却することもできます。

購入・リースはどちらがお得か

リース契約の場合、月々のリース料金には、リース会社が事前に負担している製品の購入代金のほか、金利や手数料が上乗せされています。そのため、同じ製品を購入したケースと比較すると、支払総額はリースのほうが少し高くなるケースもあります。

ただし、リースと購入のどちらがお得かは、一概に決められるものではありません。リースには税処理の簡単さや保守メンテナンスを任せられる点など、費用の安さ以外のメリットがあります。また、リースは初期費用がかからないため、キャッシュフローにかかわらず導入しやすい点もメリットです。

このようなメリットを考えると、リースがお得なケースが多いですが、十分な資金がある場合や決算前で予算を使いたい場合は購入も選択肢に入ります。どちらの場合も、自社にはどのようなコピー機が必要なのかを確認し、購入・リースのどちらを選ぶべきなのかよく検討する必要があります。

こちらのページでは、コピー機・複合機のリース相場についてまとめました。スペックによるリース料金の違いや、カウンター料金の発生など、少しでもお得に導入するためには前提知識に触れておくことが大切です。より詳しい内容やご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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