複合機(コピー機)の倍率の変更方法は?|コピー機・複合機のリース・レンタルならコピホーダイ!

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複合機(コピー機)の倍率の変更方法は?|コピー機・複合機のリース・レンタルならコピホーダイ!

最終更新日:2023/09/01

複合機(コピー機)の倍率の変更方法は?

この記事のカテゴリ: その他
  

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複合機(コピー機)の倍率の変更方法は?

複合機では、小さい用紙サイズの原稿から大きい用紙にコピーする、反対に大きな用紙サイズの原稿をコンパクトに印刷する、といった使い方ができます。こちらでは、複合機での倍率変更の方法についてご説明します。

複合機の倍率を変更する方法

複合機では、さまざまな設定で原稿の倍率を変更してコピーできます。それぞれの設定に特徴がありますので覚えておきましょう。

等倍

原稿からサイズを含めて同じ複写を作る場合、当然ながら倍率は変わりません。こうしたコピーを「等倍コピー」と呼びます。つまり倍率を変えず(100%で)コピーするということです。これに対し倍率を変える場合は、縦横のいずれか、もしくは両方が原稿から変更されます。倍率が100%を下回る場合は縮小、100%を上回る場合は拡大となります。また、倍率が変わる場合は、同じサイズでコピーされる等倍コピーに対し、「変倍コピー」と呼ばれます。

自動倍率

自動の倍率変更は、複合機の変倍コピーでは一般的な方法です。原稿サイズとコピーサイズに応じて、自動的に倍率が変更されます。A4→A3、B4→A4といったサイズ変更が簡単に行えます。

単純に原稿の資料から大きいサイズのバージョンを作りたい場合や、コンパクトにしたい場合に便利です。用紙に対する文字や図の比率を変えずに、サイズのみを変更できます。オフィスの資料作成では利用することが多い方法でしょう。

固定倍率

固定倍率はユーザー側で倍率の数値を指定してコピーする方法です。用紙のサイズとは関係なく、原稿の内容の倍率を変更できます。

上述した自動倍率は、原稿とコピー用紙のサイズによって決まる変更倍率の数値を自動的に反映させる機能です。一方で固定倍率は、倍率を微調整したいときに便利な機能です。しかし、指定によっては用紙に対して不自然に内容が小さかったり、反対に内容がはみ出したりした状態でコピーされてしまう場合もあります。

縦横比倍率の個別変更

ここでは、原稿の縦横比倍率を変えることなくコピーする方法をご紹介しました。

複合機のモデルによっては縦横比倍率を個別に変更してコピーすることも可能です。しかし、縦横比が変わるため、当然ながら内容が縦、もしくは横に伸びた状態でコピーされます。資料の場合は読みづらくなるため、意図的にそうした場合を除いてあまり使われることはありません。

原稿と違うサイズの用紙にコピーする際のサイズ

原稿のサイズとコピー用紙のサイズに応じた倍率をご紹介します。(小数点以下は四捨五入しています。)

  コピーサイズ
A2 A3 A4 A5 B4 B5 B6
原稿サイズ A2 等倍 71 50 35 61 43 31
A3 141 等倍 71 50 87 61 43
A4 200 141 等倍 71 123 87 61
A5 283 200 141 等倍 173 122 87
B4 163 115 82 58 等倍 71 50
B5 231 163 116 82 142 等倍 71
B6 326 231 163 115 200 141 等倍

これらの倍率で変更されるのは、面積ではなく縦と横の二辺それぞれの倍率です。つまり、A3からA4に倍率を変更してコピーする場合、縦横それぞれが71%に縮小されてコピーされます。上述した自動倍率のコピーでは、こうした倍率が原稿サイズとコピーサイズを指定するだけで自動的に設定されます。

また、ご紹介した倍率は厳密なものではなく、自動倍率の場合はメーカーによって細かな違いがある為、お使いのメーカーのマニュアル等をご確認ください。

拡大する場合は画質に注意

倍率を上げてコピーする場合は、基本的に画質が悪くなります。拡大コピーは、言い換えれば「引き延ばし」です。原稿のサイズとコピーサイズの開きが大きいほど、引き延ばしによって画質が粗くなります。そもそも、コピーをする時点で原稿から微細な画質劣化が発生することは免れませんが、拡大コピーの場合は明らかな劣化が起こってしまう場合もあります。その為、写真や画像をコピーする際は特に注意が必要です。

対策として、原稿を高解像度で一度スキャンし、パソコンでレタッチソフトなどを使って手を加えたうえで出力する、といった方法が挙げられます。ただし、そもそも原稿の画質が悪い場合は、あまり改善が期待できません。まずは原稿の画質を確認しましょう。

コピー用紙の一般的なサイズと用途

最後に、豆知識として一般的なコピー用紙のサイズとそれぞれの用途についてご紹介します。

・A判

  サイズ 用途
A2 420×594mm 大きめのポスターなど
A3 297×420mm デザイン・設計などの図面に使用されることが多い
A4 210×297mm 請求書・契約書・納品書・発注書など
ビジネスで発行する書類はほとんどこのサイズ
A5 148×210mm 説明書など
A6 105×148mm 小冊子や文庫本など

・B判

  サイズ 用途
B2 515×728mm 大きめのポスターなど
B3 364×515mm 電車の中吊り広告のサイズ
B4 257×364mm 社内資料、折込チラシ
B5 182×257mm 案内状に使用されることが多い
B6 128×182mm 単行本のサイズ

一般的な業務では、A4の用紙があれば困ることはありません。次点でA5、B5などです。ほかにも、はがきや名刺など、特殊な用紙サイズもあります。

***

複合機で倍率変更してコピーする方法についてご紹介しました。資料をコンパクトにして持ち運びたいときや、拡大して大きな掲示物を作りたいときなど、倍率変更は使うことが多い機能です。複合機によって細かな使い方は異なりますが、基本的に難しいことはありません。複合機を導入した場合は、自在に扱えるようになりましょう。

   

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